リスニング:聞き取った単語の意味を理解する
~第二能力:聞き取った単語の意味を理解する~
二つ目は、ある単語を聞き取ったときにどういう意味なのか
ちゃんと知ることのできる能力です。例えば、”apple”と聞き取った
時にそれをちゃんと”りんご”という意味だと理解する能力の事です。
この能力を伸ばす方法
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1.単語力を伸ばす
やはり、リスニングのスクリプト理解には、単語力が大切です。
以下に、単語練習のコツを示します。
(1)単語レベルを好きな資格で考えてみる
単語を覚えようとなっても、自分がどのレベルの単語が
抜けているのかわからないことがあるかと思います。
そういった時には、自分の好きな資格(英検、TOEICetc)
で単語レベルを考えてみて下さい。例えば、自分は英検二級レベル
の単語はできるから準一級レベルを学んでみよう、といったことです。
こうすることで、その資格に合った勉強もできるうえ、そもそもの英語
の力をバランス良く伸ばしていくことができるのです。
(2)単語のイメージをつかむ
英単語には派生語というものが多くあり、覚えにくいです。
なので、ある単語のすべての意味の共通点を見つけ出す
(=単語のイメージをつかむ) という練習をしてみましょう。
例えば、Competitive : 他に負けない、競争の激しい は、
”競争””というイメージで説明できます。つまり、
Competitiveは競争の事→"競争的"→競争に勝てる人だから、
→”他に負けない” と言ったようにイメージを決め、それをもとに
どうイメージをたどっていくか考えると、派生語が自然と出てくるのです。
※このイメージ、派生語の呼び起こし方は自分で決めていただいてかまいません。
(3)単語をアウトプットしてみる
単語の暗記は退屈なものです、私もそう思います。
そして退屈なもんですから、ただ単語帳を読んだり書いたりする
だけでは頭から抜けていってしまうのです。
そこで、単語を使ってみるというアウトプットをしましょう。
その単語で文を作ったり、なんでもいいのですが、簡単なものとしては、
それを使った文を話してみる、その単語の意味を他の人に教えてみるなどです。
暗記のピラミッドも示していますが、アウトプットは格段に覚えを良くしてくれます。
2.推測力を伸ばす
第一能力での推測力と似ていますが、こちらでの推測力はある文脈
を聞き取って、その文脈自体の意味を推測できる力という意味です。
以下にその意味での推測力を伸ばす方法を示します。
1.自分より難しいレベルであり、表現が豊かな映画等を探す (ディズニーetc)
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2.まずその映画を日本語で見てみる
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3.次にその映画を英語で見て、文を日本語訳と対応させるように、
推測してみてゆく(このセリフはあの日本語訳の事言ってるのかも!)
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4. 2~3を、文と日本語訳を対応付けられるまで練習する
この練習は、逆に、英語で見てみてから、日本語訳で答え合わせを
してみるということもできます。こういった方法で推測力を磨いてみて下さい。
本日はここまでです!お疲れさまでした!
次回は第三能力:集中力です、楽しみにしていてください!